い カ ニ ば 北 陸 

1日目


某テレビチャンネルの2時間ドラマ、名取裕子さん扮する『添乗員 早乙女千春』
ご存知の方もいらっしゃるでしょう。
私はこの『千春』の大ファンです。
でも『バスツアー』なるものはまだ体験したことがございません。
そこで参加してきました、『バスツアー』
ツアー名は『いカニば北陸』
どんなツアーかと申しますと、北陸でカニ食い倒れ、お土産買い倒れ。
しかもお値段格安。2日程悩んで申し込みました。

日 程 表


1日目

東京駅(6:30)集合=====新宿駅(7:15)=====<高速>=====丹生川(ラーメン・漬物 お買い物)===
==飛騨高山=====白川郷=====金沢(金箔の店)=====金沢市内ホテル泊

2日目

ホテル(8:00)=====加賀お買い物めぐり(九谷焼・海産物・加賀銘菓)=====兼六園(入園料は別料金)===
==平湯(お買い物)=====<高速道>=====新宿駅(21:50)頃着=====東京駅(22:30)頃着



朝の6時30分集合なんて・・・家からの電車は5時台2本しか走ってないですよ。
ほとんど始発に乗るようなもの。早起きしなくちゃ。
普段なら夢の世界真っ只中の私ですが、なんとか起きて出かけられました。
東京駅で朝ごはんの調達。おにぎりとサンドイッチ。それにお茶に珈琲。
バスに乗って早速朝食。早起きした分お腹も空いている。梅のおにぎりはおいしいな〜〜〜。(チョーすっぱかった)(爆)
高速も空いていて、走りも順調。心配していた空も青空が見え始めてきた。
残念ながら添乗員さんは『早乙女 千春』さんではありませんでしたが、やさしそうな男性の方でした。
「今回のツアーは飲食店で食事を取る時間がありません。また買うにも見学する近くにお弁当などを売っているような店はありません。
こちらでオプションとしてお弁当を用意しました。本日のお昼と明日のお昼と夕飯の分です。ご希望のかたは封筒にお金を入れて申し込んでください。」
ん?そんなに食べるところがないの???それとも格安ツアーがこんなところで儲けようという魂胆???
しかし魅力的なお弁当はなく、結局、兼六園の入園料(団体割引で少し安くなっていた)のみを申し込みました。
この日のお昼は朝調達したものがまだ残っていたのでさほど心配はなかった。
中央道双葉SAに着く。ここでは30分の停車。とりあえず済ますものをすまして一服。っと、もう時間。
段々山に雪が被っているのが見える。うれしい。初めて諏訪湖も見れた。(以外と大きいな〜)

松本インターをおりて道の駅『風穴の里』到着。雪だ〜〜〜!!!雪だ。雪だ。転ばないようにしなくちゃ(爆)
ここでも30分の停車。済ますものをすませて、一服。っと、もう時間。しかし・・・『おやき』はしっかり買った。おいしかった。
次は『赤かぶの里』到着。ここでも30分の停車。済ますものをすませて、一服。っと、もう時間。
そして飛騨高山へと向かう。『麺処 板蔵』到着。ここでラーメンが食べられるかしら???なんて期待していたらとんでもない。
ここは40分ほどだったかな?でもラーメン工場を見学してその後、試食のラーメン(ほんの一口)をいただいて、『牛の串焼き』を食べてもう時間。

なぜかここには『西部警察』のコーナーがありました。BGMは裕次郎の歌・・・の繰り返し。(ここに一日いたくない)
バスが動き出してから、添乗員さんが何かを配っている。
・・・【一人前の板蔵ラーメン】(お土産1)
もう一つ!!!
・・・【とちのみせんべい】(お土産2)
おもしろい。これはおもしろい。かなり気に入ってしまった。『バスツアー』って、こんなお土産が貰えるの?


高山市内に到着。ここでは45分の時間があった。
「『高山祭屋台会館』まで歩いて観光する時間はありません。『高山陣屋』まで歩いて帰ってくるのが時間的に丁度よいかと思います。」
言われたとおりに『高山陣屋』までの道を歩く。
途中に美味しそうな喫茶店を発見。『1杯1杯、手で落とす珈琲』。
飲みた〜い。・・・でも時間がない・・・しかたなくあきらめ。
途中の靴屋さんでスリッパを購入。バスの中で靴を脱いだときに履くためである。
『かじ橋』を渡りしばらく歩いたが、『高山陣屋』まで行くのも時間が半端なので、違う道を通ってバスの待つ『高山別院』まで戻った。
1本裏の道を通ると、開いている店は少ない。観光地でもメイン通りでなければ、まだお正月なんだ。
それでも町並みは充分『高山』っぽい。普通の家なども、昔ながらの造りのものが多い。
っと、一軒の売家を発見。かなり古い造りのようだ。小さい2階建ての家だ。
いったい幾らぐらいなのだろう???こんな町に暮らしてみるのもおもしろいかもしれない。
近くに学校ってあるのかな?(夢爆)
『高山別院』は門構えがかなり立派だ。真宗大谷派と書いてあった。




『白川郷』今回一番訪れたかった場所。ポスターなどで見るよりも雪は少なかった。まだこれからなのかもしれない。

「バスを降りましたら、記念撮影をいたしますので皆様降りた左手に集合してください。」記念撮影?やっぱそんなのもありなんだ。
「お写真はお帰りまでには出来上がっております。ご希望の方は1枚1300円ですので、お申し込みを済ませてから見学してください。」
修学旅行じゃあるまいし・・・いりません。
時間は60分。それも集合写真で少し少なくなった。急いで見学しなくては・・・。
とりあえず一番有名な『和田家』の玄関先までたどり着く。この頃には靴ずれの小指が痛い。なぜか右足だけあたる。
それでも歩く。歩きながら『飛騨牛コロッケ』を食べた。塩が振ってあるらしく少ししょっぱい。
帰路『長瀬家』の前に出た。ふと入ってみたくなって、入館料を支払い、見学した。
見事な梁です。仏壇もみごとで何よりも合掌造りを内側から拝見させていただきました。

実際は5階建てなのですが、見学者が入れるのは3階まで。それでも柱を組んだいる様子が間近で見られる。
木はどれも煤で黒く輝いていた。釘などは一切使わずに組み立てられている。(っと説明書に書いてあった)
見学が終わると、家人がお茶を勧めてくださった。あまり時間がないのだが折角のご好意、囲炉裏で一服いただいた。
それからが、運動会。よ〜〜〜いドン!よろしく「あと2分」・・・「あと1分30秒」・・・「あと・・・」
雪道を雨も降り出した中、転ばぬようにしかし時間がないので、全力とまではいかないが、それでもかなり真剣に走る。
ぎりぎりバスに乗り込むと一番最後。・・・お待たせしてしまったような(実際してた)雰囲気の中、ビチャビチャで席に着く。
まだ心臓がバクバクいっている。



ここからは一気に金沢へ。外はもう暗くなってきている。あいかわらず雨が降っている。
寝てしまった私は目が覚めたら、金沢の金箔の店『箔座』さんだった。
この店はたしか2時間ドラマによく出てくる店だ。あの『秀吉の黄金の茶室』を再現したものがあるのだ。
この店にはあの片平なぎささんも来たはず・・・・・・・・なんかうれしい。

そこで黄金の茶室の説明と金についての説明を聞く。話しているおば様、慣れているらしくとっても話し方が上手だ。
「金は飲んでも肌につけても、とてもよい効果が得られます。しかし・・・あの日に戻ることはできません。」
ふ〜〜〜ん・・・(何も言えない・・・)   金箔の浮いたお茶をご馳走になって、各自店内を物色。さすが『買い倒れ』
5ミリ四方の金箔を貰って、手にすり込む。ツルツルになったかしら???
っと、子モグラの突っ込み。「あの日には戻れないってよ〜〜〜。」

ここからはホテルへ向かう。っと添乗員さんがまた何かを配りだした。
やった〜〜〜!!!お土産タ〜〜〜イム!
金箔の店のお土産です。もしかしたら・・・金箔???
・・・・・【あぶらとり紙】(お土産3)でした(撃沈)
バスの中で部屋割りとお風呂や朝食の注意を書いた紙を貰う。
「え〜〜〜大浴場がないの???近くにあるスパに行くの???」ちょっとがっかり。しかし格安ツアー、文句は言えない。
ホテルはあの女社長で有名な『アパ』。 ようするに『ビジネスホテル』である。
「当ホテルではただいまこの商品をお客様にプレゼントしております。お一人様、お一つお持ちください。」
・・・・・【ブレスエイド】(お土産4)
いたしかた無いのかもしれない・・・なんたって格安ツアー。普通のホテルに泊まろうと考えるほうが間違っている。
ホテルに着いたら程なく夕飯である。今回のツアー名にもなっている『カニ食い倒れ』。
60分食べ放題。沢山食べて元を取らなくては・・・ってほど元はかかってないのですが・・・(爆)
ゆでカニ。焼きカニ。それにカニの甲羅に入ったグラタン。回転すしのようなおすしも食べ放題。お吸い物もついて最後は柚子シャーベット。
はさみが生えてきそうなくらい食べました。


しかし、すごい疲れた。バスの乗り降りだけでも疲れるのに、時間に追われ、極めつけは白川郷でのダッシュ。
バスツアーがこんなに疲れるものだとは思わなかった。
リポピタンXでも買っておけばよかった。
靴擦れと筋肉痛と混ざって、足が痛い。これは温泉の効果に頼るしかない。
しかし・・・これからまたシャトルバスに乗って出かけるのはすごく億劫だ。行きたくない。
でも・・・行くしかないな。・・・・・嫌がる子モグラを道連れにシャトルバスに乗りました。
着いたところは・・・銭湯???えっ、スパは???(+_+)
大勢の人が一度に入ったため、洗い場が空いてない。
それでもなんとか空間を見つけて、洗った。
ここでも迎えのバスまでの時間は60分。どこまでいっても時間で区切られる。ふ〜〜〜。
気泡の出ている浴槽で足をマッサージして私より先に出ているであろう子モグラのためにさっさと出た。
案の定先に出ていた子モグラは牛乳を飲みながら、テレビを見ていた。


ベッドに横になってから何分で眠りに着いたのか?記憶がまったく無い。(自爆)



私にしては珍しく長い物になってしまった。
2日目は第2弾として後日UPすることにした。
ながながここまで読んでくださりありがとうございました。
もし気が向いたら、第2弾も読んでやってください。
しかしいつUP出来るかは、まったくの未定です。



2008年1月5日(土)   いカニば北陸 1日目あああ     

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