5回目の入山記です。
今回はあの「某吸盤協会」伝説の「ヌメリ沢」。
と、言っても私達の技量を考えると、とても「ヌメリ沢」の核心までは行けず、ほんの入り口まで。
それでもあの「ヌメリ沢」の地に足を着けることができるということで、私の心は躍っていました。
それと今回のもう一つの目的、それは・・・「みょうが取り」
もう、とっても楽しみ!!!
前日の夜出発。いつものことです。
だいぶ通いなれた東北道。
JCTなんかももう怖くありません。(ついこの間までJCTは恐怖でした。なぜ???ってそれは秘密!!!)
途中、インターでの食事はもう定番。
毎回同じことを書いてもしかたないので、中略。(ご馳走さまでした。合掌)
道は「ヌメリ沢」へと続いています。
とうとう憧れの「ヌメリ沢」到着。
っと、先客がいらっしゃる。
「うっそ〜〜〜。こんな場所、知っておられる方が他にもいらっしゃるなんて・・・」
【師匠】
が先客に挨拶に行き、先客の入る沢とは違うほうへ行くことを決定。
私達のが後でしたので、先に着いた方が優先です。
これは釣り氏の方々のルールだそうです。
ちなみに先客はあの有名な「宇都宮渓遊会」のメンバーの方でした。
沢に降り立ってしばらく歩いていると、
【師匠】
が「滑るから気をつけて」と何回も言ってくれます。
確かに岩が今までと違って、滑りやすい。
滑らかな岩が多く、しかもコケがついていたりして、私達は注意の上に注意をしないと大怪我につながりそうでした。
それでも休み休み進み、最初の堰堤に着きました。
そこで少し休んで
【師匠】
は堰堤の上のたまりのようなところに「尺」が見えたと、竿を出したのですが撃沈。
それから堰堤を高巻きしてその先に進みました。
急に水が少なくなり、川の様相が変わりました。
傾斜が少なくなったのか、流れもゆるやか。
同じ川なのに堰堤のせいで別の川のようになっていました。
それでも先へと川を楽しみながら・・・(実はそんな余裕はあまりないのですが・・・)進みました。
とても暑く歩いていても汗が流れてきます。
長袖のTシャツも厚くて腕まくりをしたくなりましたが、前回長袖のありがたみを味わったばかりなので、ここはグッと我慢しました。
時間的にこれ以上は無理というところで大休止。
ここぞとばかりに水遊びを始めるチビ弟子。
楽しそうな二人・・・付き合いきれない!!!
暑がりの
【師匠】
も冷たい水の洗礼を受けて、二人で楽しんでいました。
私は?って、水に入ったら、寒くて風邪をひいてしまいそうです。
この二人はおかしい!!!
あとは来た道を帰っていくだけ。
釣りもしないので帰りのが、速度が少し速い。
それでも疲れた顔をしている私達のペースに合わせて、休憩を取りながらの遡行です。
高巻いた堰堤までたどり着くと、あと少し。
藪漕ぎをしながら車止めを目指しました。
車に乗ってから砂利道を戻ってくると
【師匠】
が「なんかへんだな」っとつぶやいている。
私にはなんのことかわかりません。
ちょっと広い道にでてから車を止めて外に降りて見てみる。
「やっぱりだ〜〜〜」っと、
【師匠】
。
右の後輪がパンクしている。
とりあえずここではタイヤ交換もできず、下界に下りるまではパンクしたタイヤに頑張ってもらった。
下界に下りて、空き地でタイヤ交換。
スペアーに取り替えて、とりあえず本日の宿に向かえばよいのに、時間もまだ早いという言い訳をして、今回のもう一つの目的。
みょうが取りに向かいました。(食い意地の前にはパンクもかなわないのです)(爆)
ありました。みょうが!!!(キャー!!!)
ワクワクしながら取らせていただきました。ご馳走様です。(まだ食べてないって・・・)
みょうがを取り終えてやっと宿に向かうことになりました。
宿のご主人に相談して、車屋さんを探さなくてはならない。
スペアータイヤでは高速は危なくて走れない。
帰るまでにきちんとしたタイヤに変えなければならない。
宿のご主人の行きつけの車屋さんは本日は土曜で休み。
仕方なく近くの車屋さんを紹介してもらう。
わざわざ電話をかけてくださり、ありがたいです。
教えてもらった車屋さんに着くと、同じサイズのタイヤがない。
そこで教えてもらったガソリンスタンドに向かう。
そこでもサイズの合うタイヤがない。「なんで〜〜〜???私の車って特殊なサイズなの?」
そこでも農協に電話してくれたり、古い倉庫にあるタイヤのサイズまで調べてくれたり・・・。
うぅ、本当にご迷惑をおかけしました。でも本当にありがたいです。皆様の親切に身が詰まる思いです。
でも同じサイズのタイヤはない(撃沈)
本日はあきらめて宿に戻りました。
翌朝、帰りながらタイヤを探す旅に出ることに決定。
とりあえず繁華街の方へ走って帰ることに・・・。
こっちのルートで帰ったことはないので、それなりに楽しい。
ガソリンスタンドを見つけると聞いてはみたがどこにもない。
タイヤ交換ののぼりのある店を発見。(
【師匠】
が)
期待して寄ってみる。
しか〜〜〜しやはりない。
でもこの先に
イエ●ーハット
があることを教えてくれた。
そこを目指すのだ。
やっとたどり着いた
イエ●ーハット
。
ありました。同じサイズのタイヤ。(1種類だけだけど・・・・)
相即作業の手続きを頼んで、やっとホッとして待合室で一服。
タイヤのサイズでこんなに苦労するとは思わなかった。
今度もし車を買い替えることがあったら、サイズのことも考えて購入しよう。
新しいタイヤで無事に帰ってくることが出来ました。
皆様の親切に心から感謝です。
今回堰堤の上と下を見たのですが、そもそも堰堤って何のためにあるのでしょう?
里川の治水。とか言われたら確かに反論はできません。
でもそれって本当にそこに必要なものだったのでしょうか?
その川の下流は本当にそんなに氾濫していたりしたのでしょうか?
どこかの議員の懐が温かくなるだけの堰堤なら作って欲しくなかった。
たしかに必要な堰堤もあるのでしょう。
でも必要でないものもあるのが現実ではないでしょうか?
人が目先の欲で自然をいたぶっていいのでしょうか?
この地球上に生きているのは人だけではないのです。
そのことを忘れてはいけないと思います。
今回私が入った沢は「ヌメリ沢」と信じていたのに、後日
【師匠】
に確認したところ、
「ヌメリ沢」とは「反対の沢」であることが判明。
ショック!!!
いつか「本当のヌメリ沢」に行くぞ〜〜〜!!!
2007年9月8日(土) 場所 ヌメリ沢と反対の沢 参加者
【師匠】
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