6回目の入山記です。
今回は
【常無】
を招いての「アザラシ本流」の予定でしたが、
【常無】
急遽仕事になってしまい参加出来ず、
【師匠】
一人で私とチビ弟子を連れての「アザラシ本流」は無理があるので行き先変更。
「そこそこ」に決定。
車止めから沢までは少し歩かなければならない。
最初の堰堤を越えてから沢に下りるのです。
降りたところからしばらく歩くと最初の滝がある。
これが少し高い。
【師匠】
が心配していた場所です。
安全確保のためにハーネスにザイルをつけ、
【師匠】
が上から支えてくれて、ちょっと本格的な滝登り。
二人ともなんとか無事に登れました。
しばらく歩いていると、
【師匠】
がなんか変な顔をしている。
「こんな場所あったかな?」とか、「あれ?」など・・・。
聞くと、どうも川の様子がいつもと違うと言う。
【師匠】
の結論は「岩が落ちてきている。」
私達の体よりも大きな岩がごろごろしているのだけれど、それらがほとんど落ちてきた岩らしい。
岩のせいで流れも変わってしまっている。
先の地震のせいだと推察できる。
しかし・・・・・こんなに大きな岩が落ちてきたところにいたら、ひとたまりもない。
というか、落ちてくるという事実だけで充分恐ろしい。
自然に力の脅威を感じつつ、山は生きているのだと実感しました。
今回はチビ弟子も釣りに挑戦。
【師匠】
に教わってポイントで竿を出す・・・・・撃沈!!!
更に出す・・・・・撃沈!!!
更に・・・・・釣れた〜〜〜!!!
初めてのヒットです。
24センチのまずまずの岩魚です。
テレながらも段々得意顔に・・・、でも実は岩魚の口に入れた親指が痛い!
早速自分で裁いて、(のつもりが・・・やはり
【師匠】
のアシストのもと)確保。
次は私の番です。
【師匠】
に言われたポイントに竿を出す・・・・・撃沈!!!
更に出す・・・・・なんか・・・なんかひっかかった。
岩魚だ〜〜〜!!!
・・・・・でも小さい。21センチに満たないのであえなくリリース。
でも釣れた。
私の竿にかかった岩魚ちゃん、元気に生きていってね。
第2の滝に前にきて、ここは私達にはきついし、これを越えてしまうと時間の配分がうまくいかなくなるので私達はここで断念。
【師匠】
が一人で先の様子を見にいきました。
ここでチビ弟子はお待ちかねの「水遊びタイム」。
リュックを置き、ベストとTシャツを脱ぎ捨て、滝つぼに飛び込み。
思う存分泳いで、気分爽快。
夏の沢の水の冷たさを満喫していました。
戻ってきた
【師匠】
とお昼を食べて、帰ることにしました。
行きに尺岩魚を見たたまりにまた優雅に泳いでいる岩魚を発見。
【師匠】
が竿を出すが・・・・・撃沈!!!
でも見える。
尺岩魚 VS
【師匠】
・・・・・撃沈!!!
相当悔しいらしく、とうとう水に入って手づかみをはじめてしまった。
チビ弟子と二人で「あっちへ行った。こっちに来た」っと追いかけまわしているが、つかまるはずもなく、
突然
【師匠】
によるチビ弟子の「水泳教室」に変更してしまった。
行きにザイルで登った滝についた。
帰りもまたザイルで確保してもらい無事に降りた。
降りたところで滑ってお尻を思い切り打った。
【師匠】
には見られなかったが、チビ弟子に目撃されてしまったので、結局
【師匠】
にばれた。
「最後まで気を抜くな」との教示をいただきました。
記念撮影をして車止めへ。
今回は今までとちょっと違って、滝も登りました(ザイル付きですが・・・)し、釣りもしました。
なんか「へつり」とまでは言えませんが、それらしいことができて楽しかった。
今年最後の遡行にふさわしい、入山だったと感激しています。
今年初めて山に行って、沢を歩いて斜面を木をつかみながら登ったり、降りたり・・・。
沢の水の綺麗なことや山から見た空があんなに遠いことに驚き、山の自然の中に身を置くことができたことに感謝しました。
これもそれも毎回フォローしてくださった
【師匠】
のおかげです。
そして、
【副怪長】
、
【常無】
、
【銭無】
の協力にも感謝です。
皆さんのフォローのおかげで楽しい遡行ができました。
本当にありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
2007年9月22日(土) 場所 そこそこの沢 参加者
【師匠】
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