原 爆 ド ー ム
広島県広島市中区大手町1−10
昭和20年(1945)8月6日午前8時15分、人類史上初の原子爆弾が広島市に投下されました。
爆弾は大正4年(1915)に建てられた、「広島物産陳列館」(後の「広島県商品陳列所」・「広島県産業奨励館」)
の南東約160m、上空600mのところで炸裂しました。
広島物産陳列館 (広島市公文書館蔵)
たった1個の爆弾で20万を越える人々の命が奪われ、半径約2kmに及ぶ市街地が廃墟と化しました。
その年の12月までには約14万人の人々が亡くなり、その後も多数の人々が亡くなりました。
そして今現在も多くの方が苦しめられています。
広島の街にいて、直接被爆してしまった方、数日後広島に行って被爆してしまった方。
被爆したことを隠して生きてこられた方。家族を一瞬にしてなくしてしまった方。
この悲痛な事実を後世に伝え、人類の戒めとするために、そして2度と繰り返してはいけないという願いを込めて、
奇跡的にも倒壊を免れた「広島物産陳列館」を幾度となく修復し、守り続けています。
原爆ドームは平成8年(1996)に世界遺産に登録されました。
この1個の悲惨な爆弾で命を落とされた方々のご冥福をお祈りいたします。
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2008年8月9日(土) 原爆ドーム あああ
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